肺がんとは

肺がんの種類

肺がんは、大きく「小細胞肺がん」と「非小細胞肺がん」の2種類に分けられ、そのうち非小細胞肺がんは、がん細胞の形や性質などから、さらに「扁平上皮がん」と「非扁平上皮がん」に分けられます。非扁平上皮がんには「腺がん」、「大細胞がん」が含まれます。がんの種類によって、発生しやすい場所や広がりの早さ、主な原因、治療法などが異なります。

肺がんの種類の図

肺がんの原因

肺がんの原因としては、喫煙やアスベストなどの外因性によるものが知られています。
一方、肺がんの中でも非小細胞肺がんでは、遺伝子変異が原因となることが明らかになっています。この遺伝子変異は、喫煙やアスベストの曝露があったかどうかに関わらず、発現することが分かっています。
非小細胞肺がんの原因となる遺伝子変異は複数の種類が明らかになっており、その1つとしてALK融合遺伝子があります。

肺がんの治療

肺がんの治療方法には「外科療法(手術)」、「放射線療法」、「薬物療法」があります。
原則として外科療法や放射線療法はがん細胞が肺の中にとどまっている場合に、その部分に的を絞って行われます(局所療法)。
これに対し、薬物療法は広い範囲のがん細胞を攻撃する治療です(全身療法)。
従来から行われてきた抗がん剤を用いた化学療法は、がん細胞だけでなく、正常な細胞も含めた活発に増殖する細胞に作用します。
近年では、がん細胞で特定の遺伝子変異が確認された場合、それに関連する分子(タンパク質など)に狙いを定めた「分子標的治療薬」による治療が行われています。
例えば、遺伝子検査でALK融合遺伝子をもっていることが確認された場合には、ALKチロシンキナーゼ阻害剤という分子標的治療薬を使います。

外科療法(手術)
放射線療法
薬物療法
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